目次
肩の構造と機能
3つの解剖学的関節
肩甲上腕関節
胸鎖関節
肩鎖関節
3つの機能的関節
第2肩関節
肩甲胸郭関節
C-Cメカニズム
肩関節の作用
屈曲
主動筋
- 大胸筋
- 三角筋(前部)
伸展
外転
内転
外旋
内旋
水平内転
水平外転
- 肩関節の肢位について
- 1st position:下垂位
- 2nd position:90°外転位
- 3rd position:90°屈曲位
肩の安定化機構
静的安定化機構
- 骨形態:関節窩の深さには個体差がある。浅い場合は安定性が低くなる
- 関節唇:関節窩の深さを補う繊維軟骨組織
- 関節包・靭帯:関節肢位により安定性に寄与する靭帯は異なる。
- 下垂位:上関節上腕靭帯(SGHL)が緊張。 挙上位:下関節上腕靭帯(IGHL)が緊張する。
動的安定化機構
- 回旋筋板腱(rotaotor cuff):棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4筋で構成される
- IST muscles:肩甲胸郭関節の運動に関与する筋の総称
肩の運動
肩甲上腕リズム
肩関節の屈曲、外転による腕の挙上は肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節の連動により行われる。
例)180°挙上の場合、肩甲上腕関節の働きによる挙上は120°、肩甲胸郭関節は60°と言われている。
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